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■ 4号.1999.04発行


[プロフィール]

松尾カニタ氏
昭和33年タイ国バンコク市生まれ。タマサ−ト大学政治学部行政学科を首席で卒業、日本に留学。慶応義塾大学国際センタ−日本語科、同大学院法学研究科修士課程修了後、61年同科博士課程修了。平成元年から3年半京都大学東南アジア研究センタ−矢野暢研究室助手をつとめる。7年からFM CO・CO・LOプログラム・スタッフ。国土審議会専門委員(近畿圏整備特別委員会)「なぎさ海道」委員等もつとめる。著書は「原敬:戦前日本における政治発展」など


アジアの経済連帯をリードしてほしい

日本に住んで19年、大阪に住んで12年になるカニタさんは日本人より日本人らしい。外国人として「外」から、日本人、大阪人として「内」から日本、大阪を見る。期待や不安が大きいのは日本が、大阪が大好きだから。そんなカニタさんが求めるのは「人のネットワーク」である。

アジア危機で失った リーダーシップ取るチャンス
――母国タイのバーツ切り下げがきっかけとなったアジア危機についてどう思われますか?

松尾 19世紀に蒸気機関の力でアジアを植民地にした西欧列強が、20世紀になって電子金融という武器を手にまた襲ってきたと見えなくもない。対応の仕方も昔と同じで、タイはIMFに突きつけられた厳しい条件を素直に実行する優等生タイプ。日本は「ハイ、ハイ」といい返事ではぐらかしながら、内部で固めてから実行に移す。まさに「歴史は繰り返す」だなと思いました。

――日本の対応にどう思いましたか?

松尾 いち早くIMFに170億ドルの支援を掛け合ってくれたり、支援金額も約40億ドルと最も多かったので、当初、評価は高かった。

――「当初」ですか。

松尾 IMFの予想よりも危機が深刻であることが判明し日本にあらためて支援を要請したときに、アジア通 貨基金構想を打ち出してくれたところまではよかったんです。ところが、アメリカに反対されたとたんに何の説明もないまま提案を消滅させてしまった。せっかくアジアでのリーダーシップを取るチャンスだったのに、これでは経済政策だけでなく外交政策までも疑われてしまいます。  
 一方、アメリカの場合、支援金額は日本の半分以下ですが、大統領自ら「アジアの全ての政治家はタイのチュン首相を見習ってほしい」という激励の手紙を送っています。これで現政権は国民の支持を得ることができたので、金額以上の貢献度を得ています。本当はアジア危機の真犯人なのに(笑い)。
 中国の場合も支援額は約10億ドルと少ないですが、人民元を切り下げしないと繰り返し公約することによって東南アジアでのリーダーシップを握ることに成功しています。今回のアジア危機で一番得をしたのは間違いなく中国ですよ。諸外国は外交の切り札を何枚も持っていて、上手に使いこなせるんです。日本は1枚しか持ってない。

――しかも、その1枚もペラペラの薄っぺらいものですからね。

松尾 見え見えなのは外交とはいわないですよ(笑い)。遅ればせながら10月に発表された「宮沢構想」も歓迎されたのは表向きだけですしね。留学生支援、貿易保険の肩代わり、民間企業の経営健全化などODA支援と内容が変わらないのが理由のひとつ。もうひとつは、支援金額は大きいが、世界銀行やアジア開発銀行が窓口になっているためクリアすべき条件が多く簡単には借りれないから。支援される側は今すぐにでもお金が欲しいのに、できない。危機意識のズレがあるんですよ。例えば、阪神・淡路大震災で倒壊家屋の下敷きになっている人が生きるか死ぬ かの瀬戸際でも、検疫を済ませないと救助犬を使えなかったのと同じ。日本は総体的に危機対策がヘタですね。

 

アジアンスタンダードは日本が中心
――そういう意味では日本はアジアの国々からあきらめられているのですか?

松尾 まだ日本に期待している、口うるさい。あきらめたら何もいわない。いわれるうちが華ですよ。今、EUや南米のALADI(ラテンアメリカ統合連合)など世界がブロック化する傾向が強まっている。日本には是非ともアジアの経済連帯づくりをリードしてほしい。そうしないと、アジアは小国の集まりになって世界での発言権を失ってしまうんです。
 世界経済のブロック化が進むと貿易摩擦が増え、WTOなどへ提訴する機会が増えることは容易に想像できますよね。しかし、アジア諸国には国際弁護士が少なく、提訴のたびにアメリカの弁護士を雇わなければいけないのが現状です。だから、国際弁護士養成センターを設立し、一緒に法制度を勉強する機会をつくったらいいと思うんです。アジアの法律をつくれば、アメリカからどうこういわれることもなくなりますしね。  タイは今、独禁法や衛生管理法、倒産法などの法律を早急に整備する必要がありますが、アメリカの法律よりも日本の法律が役立っているそうです。西洋の法律を長い年月をかけてアジアにアレンジした日本の法律がアジア各国の参考になる。いってみれば、アメリカの法律がステーキならば、日本の法律は鉄板焼。同じアジア人として消化しやすいんですね。これからアジアの国々が互いに法律の違いを学んでアジアの法律をつくり、アメリカンスタンダードと対決して欲しいですね。

人のネットワークでアジアと向き合う
――話は変わりますが、大阪オリンピックについてどう思いますか?

松尾 アジアの中心となるべき国は日本だから、是非大阪で開催してほしいと思います。ただ、東京オリンピックが「日本の高度成長の象徴」だったように、何かビジョンをもって臨まないと難しいと思うんです。
 例えば、国体のときに着ていたペットボトルからつくったユニフォームなどのエコプロジェクトをアジアの国々に技術移転し、オリンピック後に施設を環境のために使うのもひとつの手ですね。
 また、アジアの国々にポスターのデザインなど準備や基盤整備の段階から参加してもらったり、科学的なトレーニングが積めないアジアの選手に日本の施設を使ってもらうのもいいと思うんです。日本選手じゃなくても、日本でトレーニングを受けた選手が金メダルを取って喜ぶのもいいんじゃないかな。
 国際弁護士養成センターにしても、オリンピックにしても結局は人のネットワークが大切です。顔と顔をつきあわせないと信頼関係は生まれません。日本もアジアと同じ考え方に立って初めて、アジアと向き合えるんじゃないでしょうか。

 

鹿島建設株式会社はタイ国ワットアルン遺跡に照明設備を寄贈、FM CO・CO・LOタイ語放送のステーションスポンサーとして協賛しています。

 

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たかが芝居
 中内功という人物を間近で見たことがある。11年前、ダイエーが神戸・六甲山のふもとに西日本一の高層ビルを建てた。ビル内につくった新神戸オリエンタル劇場が、こけら落としに蜷川幸雄演出「仮名手本忠臣蔵」を3ヵ月連続公演することになり、中内と蜷川がその記者発表の場に現れたのだ。
 「王女メディア」「近松心中物語」の演出で絶賛を浴び、イギリスでも日本版「マクベス」を上演して成功させた蜷川は、まさに日本演劇界に久々に登場した鬼才であった。
 誰かが「これはダイエーが文化の面でも社会貢献をする、その第一弾ですか」といった意味の質問をした。中内は「たかが芝居、文化をどうのこうのとは考えていませ ん。お客が芝居を見て楽しい気分でたくさん買い物してくれたらいい」とニベもなく言い放った。一瞬、冷たい風が吹き抜けた感じで、思わず並んで座る蜷川の顔を見た。
 予想した答えは「お蔭様で神戸に初めて演劇専門の劇場をつくることができました。その最初の舞台を現代日本の演劇を代表する蜷川先生演出の芝居で飾れるとはまことに光栄で、私どもは今後とも微力ながら演劇文化の向上に…」だった。日本の会社の経営者はこんなとき、そう言うものだという常識があった。その常識を見事くつがえした中内のニコリともせぬ 顔が忘れられない。
 その中内のダイエー帝国が解体過程にある事情は佐野眞一著「カリスマ」に詳しい。日本に流通 革命を起こした一世の風雲児も70台の半ばを越えた。その目には晩年の清盛や秀吉が見たような落日が映っているのだろうか。

(天満すずめ)

 

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逆風に一発、 K点越えの大ジャンプ
 2月から始まった「OCATレストラン街メニューガイドBOOK」もようやく4月上旬に完成する。OCATも今年の3月で3周年を迎えたが、思うように利用者が集まらずに苦戦している模様。
 先日、関西国際空港から「今年の夏期就航便数は昨年から41便減の612便になる」という「わざわざ陸上ルートを増設したのに…」との揶揄も聞こえてきそうな発表があった。さらに、日本航空がCAT機能から撤退するなど、逆風は強まるばかり。
 集客に苦戦する原因のひとつに、OCATにつづく施設が周辺に誕生しないことが挙げられる。これも現在OCATの西側に建設中の近鉄難波ビル(仮称)と分譲マンションができれば少しは風向きも変わるはず。実はこのビルの建築記録ビデオもアニマで撮影中だ。
 OCATの建築記録ビデオも手がけるなど、我が社は何かと縁が深いらしい。確かに今、OCATには逆風が吹いているが、スキーのジャンプなどでは飛び出しさえすれば、逆風の方が浮力が生まれやすく遠くに飛べる。これからもOCATと一緒に仕事をする機会をいただき、逆風の中K点越えのジャンプに匹敵するような企画や提案をしていけたらと思う。

甘くはないよ 「男の子」「女の子」
 4月1日から改正男女雇用機会均等法が施行された。配置・昇進・教育訓練などで男女差別 を禁止したこの法律は、いわば13年前のバージョンアップ。「女の子」といえばイエローカードだとオジサン方のネタにもなっているのはご承知のとおりだ。
 確かに職場での男女の性差による差別はあってよいはずがない。もちろんわが社では男女差は一切なく、能力差だけ。「仕事きっちり!」ならばまったく男女差はなくて当然である。ところが、仕事に対する意識が高くないと「仕事きっちり!」というわけにはいかない。残念ながら意識の低い女性が多い。「お嬢ちゃん芸」の女の子はやっぱり「女の子」。最近は「お坊っちゃん芸」の「男の子」も増殖しているようだが、男性社会はそう甘くはない。「お嬢ちゃん」「お坊っちゃん」と、根性を入れて仕事に打ち込む野郎どもを同等に扱えば組織はたちまち崩壊する。法律を楯に権利を主張するのは大いに結構だが、仕事の上でも世の中の野郎どもと同等にわたりあう覚悟が必要だ。法律のバージョンアップに、中身のバージョンアップが追いつかないとすれば展望のない「愚者の楽園」が広がるだけ。野郎どもに伍して働く女性は孤独な戦いを進めるしかないのか。

いいわけ
 気候も良くなり仕事がはかどる季節となりました。おかげさまでアニマは仕事の量 はボチボチあります。しかし、儲からないものばかりです。この時節がらそんな仕事があればみんな飛びつくのは当たり前。アニマは儲からない仕事でもせっせとアリさんのように働いています。
 ここ最近、内勤ばかりで外回りを怠っていました。そのうえ原チャでこけたり…と忙しい時を過ごしておりました。しかし、「この先仕事がないぞ」とボスにしりをたたかれています。初心に返って、また新しい提案を考えながらチャリンコで訪問させて頂きますのでよろしくお願いします。

 

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「大和の家 香久山」モデル住宅オープン
 奈良県のブランド住宅第一号「大和の家 香久山」のモデル住宅が3月26日に橿原展示場でオープンした。品質管理の行き届いた吉野材をおもに用いているこの住宅は、台風被害のあとも嵐が続く奈良木材市況の救世主になるかと、大きな期待が寄せられている。アニマはモデル住宅のPRパンフレットと、PR展示スペースである2階のトータルな展示企画・制作・設置を手がけた。展示企画の提案はかなり難産したものの、ありがたいことに「アニマの提案」は100%受けいれていただいた。「そんなん、あきません」と頑とした態度がよかったのか恐ろしかったのか、デザイナーでもインテリアコーディネーターでもないのに現場ではインテリアの相談まで受けた。急遽わが姉(容真流家元直弟子 高田桃月)を呼び寄せ、生花のいけこみも指示した。
 熱い思いには、こちらも熱い思いで応え、考え得る最良の企画を世に問いたい。この相互作用が良い仕事につながると信じている。

※「大和の家 香久山」モデル住宅オープンのニュースはNHKニュースパーク関西で取り上げられた。アニマが手がけた業務が同番組のネタになるのは今年2回目。

(道下弘子)

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その気になってぇな
 景気は完全に、回復軌道に乗ったと思う。 第一、 泉南選出の国会議員が「関空、第二阪和国道延伸のための予算もほとんど満額計上されている」と書いたパンフレットを撒いている。財政支出は満額なのだ。 第二、 野村證券のバーチャル株式投資のお遊びで、仮想ながら儲ける人が、損する人より多くなった。株を買えば阿呆も儲ける可能性が高まった。 第三、ガソリンのセルフ・サービス価格は1リットル77円、これより安くなりそうにない。価格破壊と消費抑制の底が見えてきた。
 あと必要なものは、評判と気合い。「ニッポンあかん」と言われさえしなければ…。 「よっしゃ、やったろう」と思いさえすれば…。  

(有光弘和)


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