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05.松木武彦「心の科学で古代を読み解く-認知考古学の挑戦」
日時:2010年4月24日(土)午後2時~4時
参加費:7,500円(事前申し込み) 
定員:7人
会場:京都市伏見区桃山水野左近東町76 京阪・近鉄「丹波橋」徒歩10分、(株)リブアート内

●ゼミナール概要

認知考古学とは、ヒトの心の働きを科学的に知ることによって、それを人工物の解釈に応用する考古学の一つの方法である。地球上の全人類(ホモ・サピエンス)の心の働き方は、民族や文化を超えて、基本的な部分で共通する。この共通性は、それがホモ・サピエンスである限り、古代のヒトにも当てはまる。私たちと古代のヒトの心のしくみが同じである限り、古代のヒトが残したモノ(遺跡や遺物)の機能や意味を、心の働きという側面から分析し、復元することが可能なはずである。
この講演では、初期人類のアクセサリー、旧石器時代の洞窟絵画、ヨーロッパ新石器時代の石室壁画、土偶、古代神殿などの実例を写真でみながら、それらを心の科学でどのように解析することによって新しい人類史を組み立てていくことができるか、その挑戦の様子を紹介する。始まったばかりの学問なので、聴衆の皆さんからのさまざまな意見もお聞きして、今後の発展に活かしたい。

●松木武彦(まつぎたけひこ)【プロフィール】

1961年、愛媛県西条市生まれ。1980年愛媛県立西条高校卒業、大阪大学文学部に入学、1983年に大阪大学文学部国史学専攻を卒業、一般就職の後、1985年に大阪大学大学院文学研究科修士課程入学、1987年同課程修了(国史学)、1989年大阪大学大学院文学研究科博士課程を単位取得満期退学(考古学)。1990年4月に岡山大学埋蔵文化財調査研究センター助手、1995年同大学文学部助教授、2005年3月から2006年1月まで文部省在外研究員として、ロンドン大学考古学研究所訪問研究員。2006年4月から岡山大学大学院社会文化科学研究科准教授(考古学)、博士(文学)。
【著書】『人はなぜ戦うのか―考古学からみた戦争―』(講談社 2001年)、『日本列島の戦争と初期国家形成』(東京大学出版会 2007年)、『列島創世記』(全集日本の歴史1、小学館 2007年)、『進化考古学の大冒険』((新潮社 2009年)。
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