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07.土佐尚子「カルチュラル・コンピューティング」~工学と文化を結ぶコンピューティング
日時:2010年6月26日(土)午後2時~4時
参加費:7,500円(事前申し込み) 
定員:7人
会場:京都市伏見区桃山水野左近東町76 京阪・近鉄「丹波橋」徒歩10分、(株)リブアート内

●ゼミナール概要

未来のコンピュータの不可欠なコミュニケーション能力である、定量化できなかった個人の感情・意識・民族性・物語性といった人々に内属する文化の本質を表現し、文化の精神に触れるインターフェースを研究しています。文化には、固有のまたは共通の形式があります。人間が歴史の中で行為や文法などの形で蓄えてきたものをモデル化し、ITを用いてインタラクティブな表現、文化理解体験をする方法を、「カルチュラル・コンピューティング」と定義します。特に日本文化のコンピューティングに注目し、ほとんどコンピューティングの対象となって来なかった(1)日本の移ろいやすい気象・自然風土「もののあわれ」などの無常思想、「わび、さび」などの美意識 (2)日本文化とアジア文化との関係性 (3)神仏習合を根底とした文化構造 (4)和歌、俳譜や能などの日本語独特の特性 (5)日本的意匠(紋、織、色、型、能、歌舞伎)を研究しています。
こうした「カルチュラル・コンピューティング」の概念を提示し、未来のコンピュータのコミュニケーション能力に欠かせない、人間の感情・意識・記憶の違いを反映させるコンピューティングの方法を説明します。

●土佐尚子(とさ・なおこ)【プロフィール】

メディアアーティスト、研究者、京都大学学術情報メディアセンター教授、シンガポール国立大学客員教授、工学博士(東京大学)。SIGGRAPH、ARS ELECTRONICAといった代表的な国際会議にて講演や作品を発表。NY近代美術館、メトロポリタン美術館等の企画展に招待展示。作品はアメリカンフィルムアソシエイション、国立国際美術館、富山県立近代美術館、名古屋県立美術館、高松市立美術館などで収蔵されている。
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